以前チャートの見方については解説しましたが、今回はそのツールと実際にチャートを使うための設定等についてお伝えします。
トレーディングビューとは?
今回用いるツールはトレーディングビューというツールです。各証券会社のツールが使える方はそちらを利用してもらって大丈夫ですが、今回は誰でも無料かつすぐに使えるトレーディングビューを用いて設定の解説をします。
『トレーディングビュー』と検索をかけるとおそらく1番上に表示されると思います。
ちなみにトレーディングビューのページにはこちらからもいけます。
トレーディングビューの設定方法
手順1:ログインする
まず最初にログインをしましょう。お持ちのGoogleアカウントでいいと思います。Googleアカウントを持っていない方はFacebookアカウントでも大丈夫です。

ログインが終わるとこのような画面になると思いますが、初期設定のままだとロウソク足と、出来高しか表示されていないと思います。
今回は私が使っている指標の設定を行っていきます。
手順2:指標の設定を行う
私が使っている指標は以下の3つです。今回はこの指標の設定を解説します。どの指標もあって損しないので是非活用してもらえればと思います。
- 移動平均線
- MACD
- Stoch
利用したい指標がある場合は、これらを入れないで大丈夫です。どのようにして表示させるのか、を参考にしてもらえればと思います。
移動平均線を設定する

移動平均線をチャートに表示します。
画面右上のfxというボタンをクリックして検索でSMAと入力すると、SMA(単純移動平均線)というものが表示されるのでそこをクリックしてください。
MACDを設定する
先ほどと同様にfxというボタンをクリックしてMACDと入力するとMACDが表示されるのでクリックしてください。
Stochを設定する
StockではなくStochなので入力に気をつけましょう。上2個と同じようにして表示させることができます。
手順3:設定した指標の詳細設定を行う

表示した3つの指標の細かい設定を行います。まずは画面右のデータウィンドウという場所をクリックしてください。
そうすると先ほど表示させた指標があると思います。それらをクリックすることで詳細設定が行えるので、それぞれをクリックして数字を打ち込んでいきます。
MAは25と0
MACDは12、26、9
Stchは14、3、3と設定をしましょう。
これらの数値は世界全体で一番用いられている数値なのでおすすめです。以上で指標の設定は終了です。
手順4:ウォッチリストを作成する
次にウォッチリストを作成します。
右上の時計の上のアイコンをクリックするとウォッチリストが表示されます。デフォルトでいくつかの指数が表示されていますが、よく分からないと思うので全て消してしまって大丈夫です。

ウォッチリストというところをクリックすると『リストをクリア』とあるのでそこをクリックするとデフォルトを消すことができます。
次に自分のウォッチリストを作っていくわけですが、これはウォッチリストの横に銘柄のコードか企業名で検索をかけて企業をクリックすることでウォッチリストに追加することができます。
気になっている銘柄がある方はその銘柄を、特にないという方はとりあえずAppleでも追加しておきましょう。
銘柄を検索するときは企業名で検索をかけるよりも銘柄コードで検索をかける方が確実なのでそちらをおすすめします。
銘柄コードとは、企業名の後ろに()で表示され4桁の数字のことです。

ウォッチリストの作成は以上で終了です。
設定を保存しよう
指標とウォッチリストの設定が終わったら保存をしなくてはいけません。左上の三のようなところをクリックして新規レイアウトに名前をつけることで保存をすることができます。うまく保存できないという方はレイアウトに名前をつけているかを確かめてみるとうまくいくと思います。
設定を保存したらブックマークなどに追加しておけばいつでもチャートを見ることができます。ただトレーディングビューは遅延が多いので、日中に見るというよりもこれまでの流れを確認するために使うのがおすすめです。
まとめ:トレーディングビューを使って株価を予測しよう!
トレーディングビューの使い方についてある程度理解できたのではないでしょうか?他にもいろいろな機能があるので興味のある方は試してみるといいと思います。
記事を通して少しでもお役に立てたら嬉しいです。