RSIとは何か?ストキャスティクスとの違いや計算方法・使い方を分かりやすく解説!

知っておくと便利な株用語

今回はRSIについて解説します。非常に有名な指標なので、この機会に是非押さえてもらえればと思います。

RSI(Relative Strength Index)とは何か?

RSI(Relative Strength Index)とは売りと買いの相対的な強さを示す指標のことで、日本語では『相対力指数』と言います。

ストキャスティクスと並んで逆張りの指標として世界的に有名な指標です。

ちなみに逆張りとは、株価が下落しているとき株価が反発するのを狙う投資法のことです。

RSIとストキャスティクスの違い

意味が違う

ストキャスティクスの意味

RSIの値が『売りと買いの強さがどのくらいか』を意味しているのに対して、

ストキャスティクスの値は『現在の株価が直近の値幅の何%か』を意味しています。

RSIとストキャスティクスから分かることの違い

例えば、上のようなチャートの場合、RSIは『売りよりも買いの方がかなり強いよ』ということを教えてくれますが、ストキャスティクスは『最近で一番株価が高いよ』というどうでもいい情報しか教えてくれません。

RSIとストキャスティクスは共に逆張り指標ではありますが、意味自体は全く違うんですね。

また、意味が違うということは逆張り指標として果たす役割も変わってくるので、RSIを参考にする際はストキャスティクスも併せてみるようにするといいと思います。

現在の株価が直近の値幅のどのくらいか、というのは、ストキャスティクスの『%Kとは何か』という見出しで分かりやすく解説しているので上の画像を見てもイマイチな方は参考にしてみて下さい。

見た目が違う

RSIとストキャスティクスの見た目の違い

RSIとストキャスティクスは見た目も違います。

上のチャートの2段目いがRSI、3段目がストキャスティクスです。形は非常に似ていますが、RSIが一本の線であるのに対してストキャスティクスは2本の線です。

また、ストキャスティクスは3本の線で構成される場合もあるので、見た目に関して間違えることはないと思います。

意味は違えど、同じ逆張り指標であるRSIとストキャスティクスの形が近似しているのは非常に面白いですよね。

RSIの計算方法

RSI=(n日間の株価の上昇幅)÷(n日間の株価の上昇幅+下降幅)×100

で求めることができます。

n日間は何日でも大丈夫ですが、RSIを作ったワイルダーは14日間を推奨しており、一般的に14日間が使われることが多いです。

また、上昇幅・下降幅というのは前日比のことで、前日比がプラスであれば上昇幅、前日比がマイナスであれば下落幅になります。

また、前日比がマイナスの時は上昇幅は0、前日比がプラスの時は下降幅は0です。

例えば14日間の株価が下の表のように推移したとすると、

RSIを実際に計算した表

上昇幅=50+50+100+50+50+50+200+100+200=850

下降幅=100+200+50=350

RSI=850÷(850+350)×100=71%となります。

RSIの目安

RSIが50%を上回ると買いが強い、50%を下回ると売りが強いということになります。

ですからRSIを見る時に見なければいけないのは50%を上回っているのか、それとも下回っているのかということです。

そしてそこからRSIが70%以上は買われすぎ、30%以下は売られすぎという考え方が生まれました。この考え方はあながち間違いではないですが、RSIの50%が何を意味しているのかを知らずに用いるのは大変危険です。

これについては今から解説をしますが、

まずはRSIは50%を基準に考えるということを押さえておきましょう。

RSIの使い方

RSIは逆張りの指標として使われることが多いですが売りの判断にも一応用いることができます。色々な指標と組み合わせて、総合的に売りや買いの判断をする際に用いるといいと思います。

またRSIはもみ合い相場では有効な場合が多いですが、トレンド相場ではあまり有効でない場合があるということを押さえておいてください。

買いのシグナルとして使う!

  1. 30%以下で推移していたRSIが30%を上回った時
  2. 株価が下落して安値を更新したにも関わらず、RSIが安値を下回らなかった時

逆張りでは、売りの勢力が弱まって、買いの勢力が強くなるタイミングを掴むことが重要です。その反転、上昇のタイミングを掴むためにこの買いのシグナルを利用します。

1番目のRSIが30%以下から30%を上回る時というのは、買いの勢力が強まったということなので理にかなった使い方であると言えます。

また2番目は値動きとRSIの動きが逆行することを意味しており、ダイバージェンス(逆行現象)と言われるものです。ダイバージェンスはトレンドの反転を示唆するシグナルとして有効であると言われています。

売りのシグナルとして使う!

  1. 70%以上で推移していたRSIが70%を下回った時
  2. 株価が上昇して高値を更新したにも関わらず、RSIが高値を上回らなかった時

1番目のRSIが70%を下回るということは売りの勢力が強まってきたということです。他の指標と合わせて売りの判断に用いるといいでしょう。

2番目に関しては買いのシグナルの逆でこれも売りのシグナルとして有効的です。

まとめ:RSIを使って逆張りをしよう!

  1. RSIとは売りと買いの相対的な強さを示す指標
  2. RSIとストキャスティクスは似ているようで全く違う
  3. RSI=(n日間の株価の上昇幅)÷(n日間の株価の上昇幅+下降幅)×100
  4. RSIが50%を上回ると買いが強い、50%を下回ると売りが強い
  5. 買いのシグナル、売りのシグナルとして有効

RSIについて理解が深まったのではないでしょうか?

ストキャスティクスなど他の指標と併せて今後の投資に役立ててもらえればと思います。

記事を通して少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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