【楽天経済圏】楽天ひかりの概要を注意点に触れながら分かりやすく解説!

楽天経済圏

今回は楽天経済圏のSPUアップ対象となっている楽天ひかりについてその概要とデメリット及び注意点について解説していきます。

SPUを加味するとかなりお得なサービスとなっていますが、光回線サービスとしてはどうなのか?ということについてこの機会に押さえてもらえればと思います。

楽天ひかりの概要

楽天ひかりHPより

楽天ひかりは楽天が提供する光回線サービスのことです。

楽天ひかりは、楽天が全て提供しているサービスではなく、アクセスラインはNTT東日本とNTT西日本が提供するフレッツ光回線となっています。

そのため、楽天ひかりが提供しているのはインターネット接続のためのプロバイダー機能のみとなっており、実際のところはNTT東日本・NTT西日本の提供を受けてプロバイダ機能と一緒に販売しているサービスです。

つまり、NTTが提供する光回線を楽天ひかりが借りてお得に光回線を提供してくれるのが楽天ひかりということです。

そして、早い段階で結論をお伝えしておくと、楽天ひかりは光回線サービスとしてみると至って普通のサービスです。ただし、キャンペーンとSPU込みであればお得なサービスといえます。

ただし注意点もあるので、実際にかかる初期費用などは絶対に確認しておくことをおすすめします。

楽天ひかり加入によるポイントアップ率

楽天ひかりHP

楽天経済圏の方であればご存知かもしれませんが、楽天ひかりに加入することで楽天ポイントの還元率がプラス1倍されるようになります。

例えば1万円のお買い物で、1%還元されていたものが、楽天ひかりに加入するだけで2%になるわけですね。

この+1倍と、実際の楽天ひかりのサービス内容を合わせてトータル的にお得かどうかを考えていく必要があります。

楽天ひかりの対象エリア

楽天ひかりはNTT東日本とNTT西日本が提供するフレッツ光ネクストを利用しているので、楽天ひかりの提供エリアはNTT東日本・NTT西日本のフレッツ光提供エリアと全く同じです。

そのため、ご自宅が楽天ひかりの対象エリアかどうかを確認するためにはNTT東・西の対象エリアになっているかをみる必要があります。

これに関しては、以下のリンクから確認できるので興味のある方は参考にしてみてください。

東日本の方は少しわかりづらいですが、郵便番号を入力して検索することができます。

通信速度

楽天ひかりHPより

楽天ひかりではIPv6を接続利用することができます。

今までのネット環境IPv4だと、回線利用者が多い時間帯は混雑して回線速度が低下してしまうことがありましたが、

楽天ひかりが提供するネット環境IPv6であれば、回線利用者が多い時間帯も快適な回線速度でネット環境を快適に保つことが可能です。

IPv6対応ルーターが必要

IPv6に関する工事は楽天が行うので別途オプション申し込みが必要になるわけではないですが、IPv6接続利用には対応ルーターが必要なので対応したルーターを用意・設定しないとIPv6を利用することができません。

そのため、現在利用しているルーターがIPv6に対応しているかどうかは確認する必要があります。

IPv6対応かつ、設定不要でIPv6を利用可能なルーターを有名な『NEC』と『バッファロー』からチョイスしてみたので対応ルーターを持っていない方は初期費用の一部として値段を把握しておくことをおすすめします。

NEC:WG1200HP4、WG2600HP4、WG2600HS2

バッファロー:Air Station WSR-1166HPL2/D、WXR-5950AX12

ここでは紹介していませんが、中には設定が必要なルーターもあるので、作業が苦手な方は注意が必要です。

楽天ひかりの基本料金

楽天ひかりの基本料金は

マンションプラン(集合住宅):3800/月

ファミリープラン(戸建て):4800円/月

となっており、高くも安くもないです。

上の表はドコモの光回線の料金をまとめたものですが、楽天ひかりとそこまで差がないことが分かると思います。

ただし、今ならお得なキャンペーンを開催しているので、

楽天モバイルを契約している方は料金が1年間無料

楽天モバイルを契約していない方も、1年間のみそれぞれ1800円と2800円、つまり2000円引きで光回線を利用することができます。

契約期間・解約料

楽天ひかりは自動更新ありの3年間契約となっていて、途中解約をすると9500円の違約金を支払う必要があります。

すでに光回線が自宅にあり、初期工事をする必要がないかつ楽天モバイル契約済みの方であれば、初期費用が2千円弱、解約料が約1万円となっているので1年だけ利用して解約をしたとしても結果的に3万3千円〜5万6千円お得です。

非常に魅力的ですが、それだとSPUの効果が1年だけになってしまうのでおすすめはしません。

初期費用

工事費用に注意!

楽天ひかりを検討する際に必ず押さえておく必要があるのが初期費用です。

というのも、現在フレッツ光などの光回線を利用されておらず、回線の工事をしなければならない場合には工事費用が発生してしまうからです。

すでに光回線があるという方は、なぜか初期登録費が高くなっていますが、初期費用2000円程度で契約をできるので、キャンペーンとSPUのメリットを加味するとかなりお得だと思います。

工事が必要ない方は次の『オプション料金』まで飛ばしていただければと思います。

工事費用と加算料金

楽天ひかりHP

工事費用は上の表の通りで、分かりにくいですがマンションプランであれば最大16500円、ファミリープランであれば最大19800円かかります。

もちろん、楽天ひかりに関わらず光回線を利用するにあたっては工事はどうしても必要になりますが、手痛い出費になることは間違いないと思います。

工事費が無料になる場合

楽天ひかりHP

表の条件に該当する場合、工事費が無料になるので一応確認しておくことをおすすめします。

時間指定による加算料金

訪問時刻の指定による加算工事費の料金一覧です。時間指定だけで結構高くなってしまうので、できる限り時間指定は行わないで土日や1日休みを取れる日を作るようにするのが良さそうですね。

とはいえ、時間指定なしとなるとかなり困ってしまうと思いますのでよく検討をする必要があると思います。

キャンペーンやSPUはお得なだけに加算料金が高いのは残念なポイントです。

土日・祝日の加算料金

『平日無理なら土日に施工してもらおう!』ということになると思いますが、土日・祝日に施工を依頼すると、これまた別途3000円の加算工事費がかかるので注意が必要です。

お引越しによる加算料金

楽天ひかりを利用していく中で引越しをすることもあると思いますので、一応移転工事にかかる費用もお伝えしておきます。

東日本エリアから東日本エリアへのお引越し、または西日本エリアから西日本エリアへのお引越しの際に移転工事を行う際には上の表に記載した料金が発生するので確認しておくようにしましょう。

また、東日本エリアと西日本エリアをまたぐお引越しの場合はこの倍近い料金になってしまうのでそこは注意が必要です。

オプション料

楽天ひかりHP

上の表の7つがオプションとしてつけることが可能です。

無料のものもあれば、月額で料金の発生するものもあるので、つけるかどうかは慎重に決める必要があります。

ちなみにウイルスフィルタサービスとアドバンストスパムフィルタは無料なのでつけて損しないと思います。

事務手数料

楽天ひかりHP

楽天ひかりは口座振替で事務手数料が発生する珍しいサービスです。

しかし、楽天経済圏の移行を目的に楽天ひかりに加入する方であれば、楽天カードで事務手数料は無料になるのでデメリットになり得ないと思います。

また、現在楽天経済圏にいないという方も、楽天カードを作るだけで無料になるので、やはり大したデメリットではないのかなと思います。

まとめ:楽天経済圏の方にはおすすめ!

楽天ひかりについて理解が深まったのではないかと思います。

楽天ひかり自体がめちゃくちゃお得なサービスというわけではありませんが、楽天経済圏にいる方にとってのポイントアップ効果はかなり大きいと思います。

楽天カードや楽天証券のように無料でポイントアップを狙えるわけではないので、少し迷われる方も多いと思いますが、やるならキャンペーン中に加入して、見送るのであれば、今後の楽天経済圏の成行を見て再度検討をするといいのではないかと思います。

記事を通して少しでもお役に立てたら幸いです。

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