今回は『ニューヨークダウ』について解説します。
投資家が毎日確認するくらい大切な指数となっているのでぜひこの機会に押さえてもらえればと思います。
また、少し長くなってしまったので、時間のない方は目次から気になる項目へとんでもらえればと思います。
- ニューヨークダウとは何か?
- ニューヨークダウの算出方法
- ニューヨークダウの30の構成銘柄
- AMGEN Inc.(アムジェン)
- Apple Inc.(アップル)
- American Express Co.(アメリカンエキスプレス)
- Boeing Co.(ボーイング)
- Caterpillar Inc.(キャタピラー)
- Cisco Systems Inc.(シスコシステムズ)
- Chevron Corp.(シェブロン)
- The Walt Disney Co.(ウォルト・ディズニーカンパニー)
- Dow Inc.(ダウ)
- Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)
- Honeywell International Inc.(ハネウェル)
- The Home Depot Inc. (ホームデポ)
- IBM(アイ・ビー・エム)
- Intel Corp.(インテル)
- Johnson & Jhonson Inc.(ジョンソンエンドジョンソン)
- JPMorgan Chase and Co.(JPモルガン・チェース)
- The Coca-Cola Co.(コカ・コーラ)
- McDonald’s Corp.(マクドナルド)
- 3M Company(スリーエム)
- Merck & Co.(メルク)
- Microsoft Corp(マイクロソフト)
- Nike.Inc(ナイキ)
- P&G(ピーアンドジー)
- Sells Force.com Inc.(セールスフォースドットコム)
- The Travelers Companies Inc.(トラベラーズ)
- UnitedHealth Group Inc.(ユナイテッド・ヘルス)
- Visa(ビザ)
- Verizon Communications Inc.(ベライゾン・コミュニケーションズ)
- Walgreens Boots Alliance Inc.(ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス)
- Wal-Mart Stores Inc.(ウォルマート・ストアーズ)
- GoogleやAmazon、Facebookはなぜダウに入っていないのか?
- ニューヨークダウの特徴
- ニューヨークダウに投資する方法
- よりお得にニューヨークダウに投資をする方法
- まとめ:ニューヨークダウを毎日チェックしよう!
ニューヨークダウとは何か?
ニューヨークダウとは『株価指数』のこと
ニューヨークダウとは『株価指数』と呼ばれるものの一つになります。
株価指数というのは、簡単にいうと複数の企業の株価を平均したもののことですね。同じような株価指数としては日経平均やS&P500などがあります。
アメリカの超優良企業30社の株価指数

ニューヨークダウは株価指数の中でもアメリカの超優良企業30社の株価を平均した株価指数のことです。
正式名称はDow Jones Industrial Average、日本語でダウ・ジョーンズ工業株価平均と呼ばれています。
『工業』とついているように元々は鉄道会社なのど工業株中心でしたが、銘柄の入れ替えによって最近では様々な業種の銘柄が採用されています。
略してダウ平均株価、ダウ平均、ニューヨーク平均株価、ニューヨークダウなどと呼ばれますがどれも意味は同じです。
ちなみにチャートでは『DJI』と略されることが多いので押さえておくと便利です。
ダウ平均を算出しているのは『S&PダウジョーンズインデックスLLC』という会社で、S&P500という株価指数も算出している会社ですね。日本でいう日経新聞のような会社ですね。
ニューヨークダウに関してはとりあえず、世界一有名な株価指数と覚えておけば大丈夫です。
ニューヨークダウの算出方法
ニューヨークダウ=株価の合計÷銘柄数(除数)で算出することができます。
株価指数を計算する方法としては単純平均と時価総額加重平均という2つの方法がありますが、
ニューヨークダウは単純平均という計算方法で算出されています。
単純平均とは30社の株価の合計を割って平均を求めるという方法で、株価が高い企業の影響を受けやすいという特徴があります。世界的には珍しい計算方法で、日経平均などがこれに該当します。
時価総額加重平均とは時価総額の大きさに合わせて株価を設定するという方法で、時価総額の大きい企業の影響を受けやすいという特徴があります。S&P500などの株価指数は時価総額加重平均であり、こちらが主流となっています。
除数とは何か
除数とは、指数の構成銘柄に株式分割のような権利落ちや減資、銘柄入れ替えなどで株価が大きく変動するという影響を避けるために使用される数字のことです。
例えば、アップルの株式分割が行われて、株数が2倍になったとすると、アップルの株価は2分の1になってしまいます。
そうするとアップルの株価が2分の1になった状態でニューヨークダウが算出されてしまい、業績は変化していないのに数値だけ下がってしまうという理不尽な状態になってしまいます。
そこで、調整した数値、つまり『除数』で株価を割ることによって、株価が不当に上下してしまうことを避けているんですね。
ちなみに現在のダウ平均の除数は約0.145です。本当は30銘柄で割っていたものが、調整を重ねた結果、0.145まで小さくなったというわけです。
ニューヨークダウの30の構成銘柄
ニューヨークダウは高いブランド力と資金力を持つ超優良30社で構成されています。
ちなみにニューヨークダウ30社は米国株式市場の時価総額全体の20%を占めており、日本の上場企業3700銘柄の時価総額合計の約1.25倍に及びます。
ちなみに時価総額というのは、株価×発行株数で求められる会社の価値を表す指標のことです。時価総額100億円であれば、その企業は100億円の価値があるということになります。
以下ニューヨークダウ構成銘柄の30社を軽く確認していきましょう。興味のない方は飛ばして読んでもらえればと思います。
AMGEN Inc.(アムジェン)

遺伝子組み換え技術などを軸に医薬品の開発から製造までを行う会社です。
2020年9月の銘柄入れ替えで新たに採用された3銘柄のうちの1つです。
Apple Inc.(アップル)

MacやiPhoneを主力としたIT関連の企業になります。これは誰でも知っている大企業ですね。
移動体通信とメディアデバイス、パソコン及び携帯型デジタル音楽プレーヤーの設計・製造・マーケティングに従事する
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=AAPL.O
American Express Co.(アメリカンエキスプレス)

クレジットカード会社です。クレジットカードを持っている社会人の方は知っている方も多いのではないでしょうか?
子会社とともにグローバルなサービスの提供を行う会社である。同社の主要製品及びサービスは世界中の消費者・企業に提供されるチャージとクレジットカード商品及び旅行関連サービスである。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=AXP.N
Boeing Co.(ボーイング)

飛行機を作っている航空宇宙会社です。ボーイング787といった機体名は聞いたことがある方も多いのではないかと思います。
同社は商用飛行機(BCA)事業、防衛・宇宙・セキュリティ(BDS)事業、グローバル・サービス(BGS)、ボーイング・キャピタル・コーポレーション(BCC)の4つの事業を運営する。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=BA.N
Caterpillar Inc.(キャタピラー)

ショベルカーやブルドーザーといった重機を作っている会社です。
建設・鉱山機械、ディーゼルと天然ガス・エンジン、産業用ガスタービンとディーゼル電気機関車のメーカーである。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=CAT.N
Cisco Systems Inc.(シスコシステムズ)

情報通信業を営む会社です。
ネットワーキング、セキュリティ、コラボレーション、アプリケーション及びクラウドにわたる各種テクノロジーの設計・販売を行う。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=CSCO.O
Chevron Corp.(シェブロン)

石油会社です。
子会社及び関係会社への投資を管理し、統合エネルギー、化学物質オペレーションに従事する米国と国際の子会社に対して行政、金融、管理及び技術支援サービスを提供する。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=CVX.N
The Walt Disney Co.(ウォルト・ディズニーカンパニー)

エンターテイメント企業です。あの『ディズニーランド』を運営する会社ですね。
メディアネットワーク、パークス・エクスペリエンス・プロダクツ、スタジオエンターテインメント、ダイレクト・トゥ・コンシューマーとインターナショナルの4つの事業セグメントで事業を展開する。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=DIS.N
Dow Inc.(ダウ)

化学会社です。2018年まではダウデュポンという社名でしたが、分離して社名が変わりました。
また、この社名はニューヨークダウの『ダウ』とは関係ありません。
科学と技術を組み合わせてソリューションを開発する材料科学会社である。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=DOW.N
Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)

金融会社会社です。機関投資家としても有名なので、投資をするのであれば必ず押さえておく必要があります。
機関投資家とは、プロの人材が大規模な資金を運用する銀行などの金融機関のことです。
企業、金融機関、政府、個人に各種金融サービスを提供する投資銀行、証券と投資管理会社である。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=GS.N
Honeywell International Inc.(ハネウェル)
航空宇宙、軍需産業、制御システム、特殊素材、輸送システムの事業を扱う会社です。
こちらも2020年9月に新たに採用された3銘柄のうちの1つです。
The Home Depot Inc. (ホームデポ)

ホームセンターの会社です。アメリカのホームセンターは日本のホームセンターとは比にならないくらいの規模で、販売効率などが極めて高いのが特徴です。
ホームセンターの小売業者である。顧客に建材、ホームセンター製品、芝生と庭の製品、装飾製品の品揃えを提供し、ホームセンター設置サービスや工具や機器のレンタルを含む多様なサービスを提供する。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=HD.N
IBM(アイ・ビー・エム)

コンピュータ系の技術会社です。
正式名称はインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(International Business Machines Corporation)です。
Intel Corp.(インテル)
半導体の会社です。
Johnson & Jhonson Inc.(ジョンソンエンドジョンソン)
医薬品を手がける会社です。
医療分野において各種製品の研究・開発・製造・販売に従事する持株会社である。同社は消費者、医薬品、医療デバイスという3つの事業区分により構成される。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=JNJ.N
JPMorgan Chase and Co.(JPモルガン・チェース)

投資銀行です。
ゴールドマン・サックスと同じく有名な機関投資家なので、株をするのであれば絶対に押さえておきたい企業です。
金融持株会社である。同社は投資銀行事業、融資サービスの提供に従事する。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=JPM.N
The Coca-Cola Co.(コカ・コーラ)

飲料系の会社です。有名すぎる会社ですね。
ちなみにコカ・コーラは50年近く増配を続ける企業としても非常に有名です。
増配というのは、配当金の額を増やすことです。
飲料会社である。同社は非アルコール性飲料ブランドの所有またはライセンス供与及びマーケティングを行い、炭酸飲料を主要製品として提供する。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=KO.N
McDonald’s Corp.(マクドナルド)

ハンバーガーショップを手がける会社です。イスラム圏などでも宗教や地域にあったメニューを提供して世界的に展開をしています。
「McDonald’s」レストランのフランチャイズと運営に従事する。同社のレストランは100以上の国において各種価格帯で販売される食品・飲料のローカル関連メニューを提供する。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=MCD.N
3M Company(スリーエム)
技術会社です。
安全・産業事業、輸送・電子機器事業、ヘルスケア事業、消費者事業の4つの事業セグメントがある。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=MMM.N
Merck & Co.(メルク)

医薬品会社です。
処方薬、ワクチン、生物学的療法、動物医薬品を通じて医療ソリューションの提供に従事する。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=MRK.N
Microsoft Corp(マイクロソフト)

ソフトウェアの会社です。マイクロソフトのWindowsは有名すぎますよね。
同社は多様なソフトウェア製品、サービス、デバイスを開発・ライセンス供与・サポートする。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=MSFT.O
Nike.Inc(ナイキ)

アパレルの会社です。
運動靴、アパレル、機器、アクセサリー及びサービスの設計・開発・マーケティング・販売に従事する。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=NKE.N
P&G(ピーアンドジー)

日用品を製造・販売する会社です。シャンプーの『パンテーン』などはこのP&Gの商品です。
正式名称はプロクター・アンド・ギャンブルと言います。
Sells Force.com Inc.(セールスフォースドットコム)
IT企業です。2020年9月の銘柄入れ替えにより新たに採用されました。
セールスフォースの採用によって、ニューヨークダウにおけるIT関連企業の構成比率がさらに大きくなったことが非常に注目を集めています。
顧客関係管理(CRM)ソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービスの提供企業である。ビジネスアプリケーションおよびクラウドプラットフォームをインターネット経由で提供している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/セールスフォース・ドットコム
The Travelers Companies Inc.(トラベラーズ)
保険会社です。
同社のセグメントには、事業および国際保険、債券および専門保険、個人保険を含む。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/us_search/profile.html?ric=TRV.N
UnitedHealth Group Inc.(ユナイテッド・ヘルス)
こちらも保険会社です。
Visa(ビザ)

クレジットカード会社です。クレジットカードを利用する社会人のほとんどの方が知っているのではないかと思います。
Verizon Communications Inc.(ベライゾン・コミュニケーションズ)
通信業の会社です。
Walgreens Boots Alliance Inc.(ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス)

ドラッグストアを世界規模で展開する会社です。
Wal-Mart Stores Inc.(ウォルマート・ストアーズ)

スーパーマーケットを運営する会社で、コロナ禍でも売上を伸ばしているのがポイントです。
ドラッグストアや、スーパーマーケットを運営する企業が超優良銘柄に選ばれるのは日本では想像がつかないですね。
以上
GoogleやAmazon、Facebookはなぜダウに入っていないのか?

ここまでご覧になった方はお気づきかもしれませんが、ニューヨークダウ構成銘柄30社の中には意外なことにAmazon、Google、FacebookのGAFA3社が採用されていません。なぜでしょうか?
株価が高すぎるから
理由としてはGoogleとAmazonは株価がどちらも1000ドルを超えていて、高すぎるからですね。
ニューヨークダウは単純平均なので、時価総額の影響は受けにくいですが、代わりに株価の高低の影響は非常に受けやすいです。
Appleなどの他の30銘柄の株価は大体100ドル前後ですが、この中にGoogleやAmazonのような1000ドルを超える株価の銘柄を組み込んでしまうとそれらの影響力が強くなりすぎてしまうんですね。
そのため、GoogleやAmazonが今後採用されるためには株価が株式分割などで100ドルに近づくことが必須といっても過言ではないと思います。
ちなみにFacebookの株価は高くないので、セクターの問題が考えられます。
セクターに偏りが出るから
そして2つ目の理由がセクターに偏りが出るからというものです。
GAFA4社はいずれもIT関連の企業です。そのため、これら4社を一度に組み込むようなことがあれば、ニューヨークダウのセクター比率が一気にIT分野に傾いてしまって、アメリカ経済を正しく反映しないといった自体が想定されます。
また、4社がいずれも多国籍企業ということも、米国経済を反映しにくい点として懸念されています。
GAFA4社がニューヨークダウに採用されるためには、株価の問題に加えて、現在30銘柄の枠をもっと大きくする必要性があるかもしれません。
ニューヨークダウの採用銘柄は年々増加傾向にあるので、今後採用数が増加する可能性は十分に考えられます。
ニューヨークダウの特徴
セクター比率が変わりやすい

先ほど軽くお伝えしたように、ニューヨークダウの構成銘柄は30社と少ないため、銘柄の入れ替えによってセクター比率が変わりやすいです。
現在はITやヘルスケアのセクター比率が大きいですが、今後の銘柄入れ替えによってはさらにこの割合が大きくなったり、他のセクターの比率が大きくなったりする可能性があります。
これは銘柄入れ替え前のものなので、今はもっとITセクターの比率が大きいです。
増配企業が多い
ニューヨークダウに採用されている30銘柄のうち10銘柄は30年以上増配を続けている企業になります。
P&Gやコカ・コーラ、マクドナルドなどがいい例ですね。
増配を続けているということはそれだけ、成長を続けている、または成熟した巨大企業ということですから改めて30銘柄の凄さが分かりますよね。
海外売上比率が高い

ダウ30銘柄は海外売上比率が非常に高いです。
1位のインテルは約80%と頭ひとつ抜けていますが、15位の企業でも50%を超えています。
それだけグローバルな企業が多く、アメリカの経済だけでは崩れない強い基盤を持っていることが分かります。
ちなみに2位のエクソンモービルは2020年の銘柄入れ替えで除外されました。
ニューヨークダウに投資する方法
ここまでニューヨークダウについてお伝えしましたが、ここからはニューヨークダウ30銘柄にまとめて投資をする方法について簡単に触れていきます。
方法1:投資信託を買う
ニューヨークダウに連動する投資信託を購入することで、間接的にニューヨークダウに投資を行うことができます。俗に言うインデックス投資ですね。
具体的には、
NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(1546)を購入することでニューヨークダウに投資をすることができます。
こちらは人気のある商品で信託報酬は0.45%と少し高いですが、乗り換えを視野に入れて手始めに投資をするのであればおすすめの投資対象となっています。
ちなみに投資信託とは複数の企業にまとめて投資をできるバラエティパックのようなもので、初心者でも簡単に投資ができる商品のことです。
方法2:ETFを買う
ニューヨークダウに投資をする2つ目の方法がETFを買うという方法で、こちらも投資信託とほとんど変わりません。
具体的には
SPDR ダウ工業株平均ETF (DIA)というETFを購入することでニューヨークダウに投資ができます。
こちらのETFは世界で3位の運用会社『ステートストリート社』が運用するETFで、経費率が0.16%と投資信託よりもかなり安く、人気もあるのでおすすめです。
ちなみにETFとは上場投資信託といって投資信託が上場した、ほぼ投資信託のようなものです。違いについては以前解説しているので興味のある方は参考にしてみてください。
よりお得にニューヨークダウに投資をする方法
ニューヨークダウに普通に投資をするのは誰でもできますが、やはり少しでもお得に投資をしたいですよね。ということで、おまけ程度にお得な投資法を軽くご紹介します。
楽天証券で積み立てNISAを利用する
楽天証券で投資信託の購入すると年利が1%上がるといったメリットがありますが、さらに積み立てNISAを利用することによって、運用益、つまり投資によって得た利益が非課税になるので、さらにお得になります。
通常は利益の2割が税金として取られてしまうため、2割もお得になります。
積み立てNISAと、楽天証券のメリット・デメリットについてはまた別の記事で解説していますので、参考にしてもらえればと思います。
SBI証券でiDeCoを利用する
SBI証券ではiDeCo(イデコ)に人気のある投資信託が揃っており、他の証券会社よりも選択肢が広いです。(意外と重要!)
さらにiDeCoでは、所得控除を受けることができ、利益が非課税になるので組み合わせることでかなりお得に投資をすることができます。
iDeCoとSBI証券のメリット・デメリットについては以前解説しているので、詳しくはそちらを参考にしてもらえればと思います。
老後資金を若いうちに作っておきたいという方はiDeCo、それよりも前の子育てや、退職後の資金の運用を考えている方は積み立てNISAがおすすめです。
まとめ:ニューヨークダウを毎日チェックしよう!
ニューヨークダウについて理解が深まったのではないかと思います。
世界で一番重要な株価指数となっているので、朝起きたらニューヨークダウをチェックするという習慣をつけると経済の動向を掴みやすくていいのではないかと思います。
他にもS&P500や日経平均といった株価指数も押さえておくと便利だと思いますので、併せて勉強してみることをおすすめします。
記事を通して少しでもお役に立てると幸いです。