回転日数とは何か?計算式や目安を分かりやすく解説

知っておきたい株用語

今回は相場を見る上で非常に大切な『回転日数』について計算式や目安とセットで解説します。プロの方も重要視するくらい役に立つ指標となっているのでこの機会に押さえてみてください。

回転日数とは何か?

回転日数とは、信用取引を開始してから返済するまでの平均日数のことです。

例えば回転日数3日なら、信用取引を開始してから平均3日で返済されているということを意味しています。

回転日数の計算式

回転日数=(貸株残+融資残)×2÷(融資新規+返済+貸株新規+返済)で求めることができます。

とはいえ、回転日数は証券会社のツールで確認することが可能なので無理して覚える必要はありません。

各証券会社によって違いはあると思いますが、楽天証券では市況情報というところに記載されています。

SBIネオモバイル証券などのツールが充実していない証券会社では見ることができないので、現在ツールが充実していない証券会社を利用されている方はツールを使用する目的のためだけに最低でももう一つ証券会社を選択して口座を開設するといいと思います。

ツールだけを目的にするなら楽天証券が頭ひとつ抜けているのでおすすめです。

回転日数の目安

回転日数は短ければ短いほど売買が盛んであると判断できます。

一般的に10日前後であれば相場が活発な状態であるといえ、5日を切ると相場が過熱気味で危険であると判断することができます。

初心者の方、仕事等で日中は取引ができないという方は回転日数が10日ほどあり、出来高も毎日100万株以上ある銘柄を選ぶと比較的安全な取引を行うことができるのでおすすめです。

回転日数から分かること

回転日数を見ることで分かることは以下の2つです。

  1. 相場が過熱気味かどうか
  2. しこり玉があるかどうか

相場が過熱気味かどうか

先ほどお伝えしたように回転日数が短ければ短いほど相場が加熱していると判断することができます。

また、回転日数は何日なら大丈夫などといった絶対的なものではなく、あくまで目安でしかないので、回転日数の推移も併せて見て、全体の流れとして過熱してきているのか、それとも熱が引いて行っているのかも確認するようにしましょう。

しこり玉があるかどうか

回転日数が長いということは信用取引を開始してから返済までの時間が長いということですが、回転日数が長い場合というのはどのような場合が想定できるでしょうか?

おそらく、株価が順調に上がるか下がるかして含み益が伸びている場合、または、株価が思うように動かずに含み損を抱えてしまっている場合に大別できるのではないかと思います。

前者の場合は特に問題はありませんが、後者の場合、しこり玉が発生して株価の上昇を阻害する危険性があります。

こちらのチャートをみてください。

例えば左上の上昇局面で個人投資家による信用買がたくさん入ったとすると、その後の株価の下落で信用買をした個人投資家は含み損を抱えてしまっていることになります。

含み損は見ているだけでもストレスになりますから信用買いをした株価まで再度回復した時に、以前信用買をした投資家たちは損を解消したいという思いから同値切り(買った値段と同じ値段で売ること)をして大量の売りを行う可能性が非常に高いです。

そうすると前回の高値が抵抗線として機能して株価の上昇を阻害してしまうわけです。

信用買いにかかわらずこのように株価の上昇を妨げる玉(株)のことをしこり玉というわけですが、回転日数がこういった損をしている個人投資家の存在が理由で長くなっている場合はしこり玉が発生している可能性が高いと判断できます。

信用買いが増えている時期と、回転日数を併せて見てしこり玉がないか確認することが大切です。

まとめ:回転日数を見て相場を掴もう!

  1. 回転日数とは、信用取引を開始してから返済するまでの平均日数のこと
  2. 回転日数は短ければ短いほど売買が盛んである
  3. 回転日数を見て過熱感を見る
  4. 回転日数を見てしこり玉がないか確認する

回転日数について理解が深まったのではないでしょうか?

株を始めたばかりの方は指標の多さに戸惑っていられるかと思います。指標を知ることは大切ですが、ただ単に知るだけではなくどの指標が大切なのか自分なりに判断して取捨選択していくことが今度投資を続けていく中で重要になってくると思います。

指標の勉強をしたらその指標がどれだけ重要なのかも併せて考える習慣を持てるといいですね。

記事を通して少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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